イチハチ

番組冒頭で「モーニング娘。とAKB48夢の共演」みたいな煽りがありましたけど、終わってみたら道重さんばかりが目立った印象ですね。（他にも大久保さん、西川先生とロンハー組が目立ってたのはさすがというしかない）

後半にいたっては「モー娘。新旧バトル」とかテーマが変わっちゃってたしｗ
（一応言っておくと、道重藤本は同期なんですけどねｗ）

今回はテーマが「芸能人ブリっ子No.1決定戦」ということで、そもそもオカロがブリっ子代表という設定自体に無理があったんじゃないかなぁ。他の子だと心もとないからそれなりに喋れる子を無理やりあてがったのかもしれないけど、ありゃ酷だよ。

ブリっ子ということで言えば、実は道重さんも本質はブリっ子ではないんですけど、やっぱり踏んでる場数が違うのと、パターンを持ってる強味、それと嫌われることを辞さないメンタリティで上手くテーマに合わせていましたね。

で、何がすごいって、ああしたテーマだと「合コンで男に媚びてる」的なエピソードに行きがちなところで、一人だけ男を感じさせずに、しっかり番組の主役になっていたこと。
オカロが昔の男とのデート中のエピソードを披露したのとは対照的（まぁ、あのエピソード自体いかにもな感じで怪しいっちゃ怪しいけど）

どちらのグループも建前上は恋愛禁止で、過去の恋愛とかも基本タブーとしてるだけに、そこを破っても印象に残れなかった人と、タブーを冒さずに自分をアピールした人では、どちらが上かは言うまでもないですね。

まぁ、オカロにとってはいい経験になったでしょうし、ブログでも反省の弁に終始してたので、これから徐々によくなってくるんじゃないでしょうか。

しかし、この番組見たらますます道重さんのアンチが増えるんだろうなぁｗ
mixiのアンチコミュとか見てるとホント面白い。あんだけヒステリックに罵詈雑言書き連ねてる自分たちが一番性格悪いってことに気付いてないのがまた滑稽でｗ

それと、アンチコメントを書けば書くほど、道重さんの手のひらで踊らされてるってことに気づかないのもなんだかなぁｗ

当の本人「悪口を言われても、それを言ってる瞬間は自分のことを考えてくれてるってことだから敵とは思わない」って言ってるし、それ言われたらもうアンチが何言っても負けですよね。

そこに至るまでには葛藤もあったあろうけど、基本的に自分の味方がちゃんと居てくれれば、他は気にならないということなんだろうね。

で、そういうメンタリティというのは、自身が子供の頃、だんご虫しか友達がいなかった時代を経てることが大きいように思う。

孤独でいることに耐えられるメンタリティが早い時期に身についてるから、味方がいることの偉大さもまた身にしみて分かってる・・・なので、敵が多かろうが、味方もいるんだから平気だよ、っていう風に解釈してるんですけど。（芸人さん達が「君は孤独やな」と指摘してたのはさすが）

だから、本質はブリっ子ではない。彼女は、むしろ媚びない人ですよ。

自分カワイイっていうキャラも、元々は自己暗示だったわけで。
今、殊更に強調してるのは、彼女が単にプロレスやってるだけですから。

誰に言わなくても、自分がカワイイって言うのはある程度自信になってるわけで、テレビであれだけ言うのは、バラエティ＝プロレスだってことがきちんと理解出来てるからなのにね。
（アイドルもまたプロレスとイコールだったりしますが）

イチハチに出てるときだって、あれだけカワイイ連呼したら周りは突っ込まざるを得ない状況になるわけで、ああやって自分を持ち上げまくったら、そこで誰かが落とす発言をするだけで自然と笑いになるわけですよ。

それが分かってるから東野も「中の中」って言ってるのに、「ざまぁｗｗｗ」とか言っちゃう人がいるのはある意味面白いｗ

きっと純粋なんだろうなぁ・・・太田総理で道重さんが嫌いな有名人TOP１０に入っているところを見ると、mixiのアンチコミュの人とか、日経エンタのアンケートに答えてる人は、小学生レベルの純粋な思考の持ち主なんだってことが容易に分かりますね。そういう人がいて成り立ってるキャラだから、それはそれでいいと思いますが。

番組ではああやって奔放に発言してるけど、裏では自ら（キャリア的に）後輩のオカロの楽屋へ挨拶に出向いてるという事実さえあれば、まだしばらくは大丈夫でしょう。こういうこと書いちゃうと、ある意味営業妨害かもしれませんけどｗ

番組通して一番印象深いのは、やっぱり道重藤本は相性がいいということ。
なんか、嬉しくなりましたね。ウザいウザい言ってたけど、実は仲がいいっていうのを分かってる人間はニヤニヤしながら見てたはずｗ

今のモーニング娘。には藤本さんの代わりがいない以上、ピンで推さざるを得ないよなぁ。