思い立ったが吉日

日記書き終わった後に伊坂幸太郎の小説読んでいて、総まとめというなら小説や他のジャンルのことも書いておこうかな、と思い立ったので、改めてつらつらと・・・。


<最優秀ミステリ>
「容疑者Xの献身」(東野圭吾

これはもう僕が評価しなくても散々別のところで評価されてますが、僕も1票と言うことで(^^;
ミステリとして成立させながら、純愛小説としても高いレベルで成立させており、トリック、人物描写、ストーリー・・・どれをとっても文句なしですね。


<最優秀作家>
伊坂幸太郎

今年初めて手をつけた作家さんですが、完全に嵌ってます。
大胆さと繊細さと言う二面性を絶妙に併せ持つ作家で、ユーモラスとシリアスという二面性もまた作中で両立させてしまう卓越した技術と表現力を持っており、「ホントに悲しいことこそ明るくユーモラスに伝えるべきだ」という一節はすごく共感出来ます。
軽妙なタッチでとてもシリアスなメッセージを発することで、ともすれば重くなりがちなテーマですらエンターテインメントとして成立させてしまう。これは凄いな、と。


続いて、プロレス部門。



<最優秀レスラー>
KENTA

彼の意識の高さは、プロレス界だけでなく全てのプロスポーツ選手の中でも群を抜いていると思う。今年のプロレス大賞では何一つ賞をもらえなかったが、プロレスマスコミはいったいどこを見てるのか。
あれだけルックスも優れていて、あれだけ高いレベルの試合内容をどんな状況でも保っていられるのだから、もっともっと世間に発信したら、絶対ブレイクする。
魔裟斗なんかよりよっぽどカッコいいでしょ。だって。

下位に低迷しても、ぬるま湯体質に漬かって高給取ってるどっかの球団の連中にぜひとも見習ってもらいたい。聞こえてるか、背番号8番。君はNOAHヲタだろ。


<ベストバウト>
丸藤正道&KENTA VS 藤田ミノル日高郁人ディファカップ決勝)」

リング上の4人の攻防もさることながら、NOAHヲタとゼロ厨のリング外の対決もあり、異常なまでのテンションで試合が進行。完全に観客に乗せられた4人は、華麗な技の応酬と泥臭い意地のぶつかり合いを見せ、ジュニアの最高峰を決める決勝の舞台にふさわしい最高のレベルの試合を繰り広げてくれた。
そして、試合後も、勝者のKENTAの粋な計らいが感動を演出、試合前から試合後まで全てが絶妙の流れで、最高のハッピーエンドとなった。この「ハッピーエンド」というキーワードを勘違いした団体もあったけどね。



最後にサッカーをちょこっと。

<ベストゲーム>
「CL決勝 リバプール VS ACミラン

これは今更言うまでもないでしょう。99年のマンチェスター以来の感動でしたね。これだからCLは目が離せません。

<ベストゴール>
「CL決勝 カカーのスルーパスクレスポ

同じ試合からこちらも選出。あの長い距離をグラウンダーでピタリと合わせるカカーもキモいけど、その後キーパーを見て冷静に浮かして決めるクレスポもキモい(笑)

次点は、おとといの長谷部の50m独走ゴール。やはり浦和の選手が活躍するのは嬉しいもんね。



その他。


<ベスト萌え賞>
「嵐“One”ツアーより、二宮和也ソロ・秘密」

これは見た人にしかわからないでしょうけど、見た人なら分かると思います(笑)
20歳過ぎた男があの振り付けは無いでしょ。それが成立するから凄いわ。
あまり嵐に興味ない女友達も「ニノには萌えを感じる」って言ってた(笑)

次点はさゆのバイセコー。自覚的でも卑怯だし、無自覚でもやっぱ卑怯だわ。





以上。来年も、色んなものを見て、色んなことに感動したいな。そんな感じです。